iPhoneのキャリアをauからMVNO(格安SIM)に移行すべく、iPhone 6sはSIMフリー版を購入しました。
MVNO初心者の方のために、MNPによるMVNOへの乗り換え手続きをご紹介します。
SIMフリー版iPhone 6s
iPhone 6sを買いました。
今まではauのiPhone 5sを使っていましたが、2年縛りが終わるのを機に、SIMフリー版に乗り換えることにしました。
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乗り換え先に選んだのはIIJmio。ネットでも一番評価が良さそうだったので、音声通話付きSIM「みおふぉん」の容量5GBのライトスタートプランにMNPで乗り換えることに。
他にデータ通信のみのSIMもあるので、音声通話は要らない、もしくは050など他の電話番号を使うという方は、そちらを購入すれば当然MNP予約番号を発行してもらう必要はありません。
MNP予約番号の発行
まずは現キャリアに「MNP予約番号」を発行してもらいます。
後でみおふぉんをMNPで申し込むのに、この予約番号がないと申し込めないので、先にこちらの手続きをしておかなければいけません。
auの店舗に行ったら、すごく待ち時間がかかると言われたので、電話で申し込み。
オペレーターさんが口頭でMNP予約番号と有効期限を伝えてくれます。
僕がiPhone 5sを買ったのが2年前の10月。
オペレーターさんによると、2年縛り(誰でも割)の更新月が10月なので、9月中にMNP→auを解約すると、誰でも割の解除手数料が10,260円かかってしまうとのこと。
ちょうど2年縛りが終わるから乗り換えるのに、手数料がかかったら意味がないので、乗り換えは10月まで待つことに。
iPhone 6sは発売日の9月25日に届いたのですが、9月中はiPhone 5sで使っているauのSIMカードを挿し替えて使うことにしました。
MNP予約番号の有効期限はだいたい2週間くらいなので、あまり早くにとらないほうがいいと思います。
この有効期限も、みおふぉん申し込み時に入力する必要があるので、きちんと控えておきましょう。
auの場合は、電話の後でSMSが届いて、そこに予約番号と有効期限が記載されていましたが、他のキャリアの場合は通知が来るか分かりません。
回線申込
続いてIIJmioのサイトでみおふぉんの申し込み。
先ほどのMNP予約番号をここで入力する必要があります。
サイトでは1週間程度かかると記載がありましたが、クレジットカードの審査等を含めて3日くらいでSIMカードが届きました。
IIJmioはドコモの回線を使っているので、ドコモのSIMカードです。
開通手続
10月1日。auの誰でも割更新月になったので、IIJmioの開通手続=auの解約手続をします。
MNPの移行先(今回の場合IIJmio)での開通手続をすれば、移行元(au)の方は自動的に解約となります。
SIMカードに同梱されていたフリーダイヤルに電話をして、開通手続。
自動音声に従って、MNPする電話番号と、SIMカードの識別番号の下4桁を入力するだけで完了。
ものの5分もかかりませんでした。
案内には、手続き後数時間で開通されるとありましたが、僕の場合は約1時間後には開通していました。
auの電話が使えなくなったのを確認して、SIMカードを挿し替えます。
iPhoneの電源を落とし、auのSIMカードを抜いて、
IIJmioのSIMカードをセット。
電源を入れて待つと、
無事開通。
「docomo」の表示が新鮮。
iPhone 6sの場合は、APN構成プロファイルのインストールもお忘れなく。
さいごに
特にトラブルもなく開通手続まで終わりました。これまで使用にも問題はありません。
キャリアによる端末の割引がないので、iPhoneの端末代は若干高めですが、端末代を支払い終わったら(僕はアップルローンで12ヶ月払い)、あとは月々の支払いがみおふぉんの通信代2,220円だけというのは嬉しいです。
今度は2年縛りもないので、次に新しいiPhoneが出たら古いのを売って新しいiPhoneを買うもよし、もう1年待つもよし。解除手数料もありません。
ダウンロード容量が極端に増えたり、通話を沢山するようになれば何か不都合が起こるかもしれませんが、これまでと同程度の使用頻度だったら何の問題もなさそうです。
3大キャリアにこだわりがなければ、お得なMVNOに乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。