2016年4月9日に開催された立花岳志さん、大塚彩子さんによるセミナー「まずは心を整えなさい ツナゲル こころ講座 初級」に参加しました。
東京開催のため、このために上京。
心に関心のある人は多いようで、会場は大盛況でした。
たちさん、彩子さんのビリーフセミナーは過去2回受講したことがあり、内容は初めて聞くことではないものもありましたが、今回も気づきがありました。
別の選択肢の存在に気づくこと
セミナーを受講しただけでは、一般論は分かったけど、じゃあ自分の行動を制限しているビリーフは何なのかを知ることはできません。
今日受講したからといって明日から変われるかといえばそんなことはないでしょう。
でも、即効性こそないけれど、「知ることによって変わり始める」と思うのです。
ビリーフ(思い込み)は顕在意識に表れないので、 僕も含め多くの人がビリーフに気づかずに過ごしています。
ビリーフがその人の世界を決め、その人の現実を作り出しています。
でも、それはあくまで「思い込み」なのだから、 ビリーフ=自分そのものではないし、この宇宙の真実でもない。
それはかつて自分が「選んだ」思い込みであって、それを選ばない自分だって存在しうるということ。
今までは、うまくいかない事を「仕方ない」とか「そういう運命」とか言って諦めてしまっていたことも、 今回ビリーフについて学んだことで、うまくいかないのはもしかしたらビリーフのせいかもしれないと考えられるようになります。
もちろん具体的な自分のビリーフにたどり着くことは難しいかもしれないけれど、 たとえ自分の本当のビリーフにたどり着いていなくても、
「これはもしかしたら思い込みかもしれない」
と考えられるということは、 逆にそうでない世界も存在するという事が分かるということ。
「自分は〇〇なのだ」 「世界は〇〇なのだ」 「だって〇〇だもん」 といった、 今まで選択肢などない、それが絶対無二の真実だと思っていた事に、 実は選択肢があると気付き、今とは違う選択肢を選ぶ事もできるんだと知れば、 今の選択肢をかつて選んだのは自分なのだから、あとは自分が逆を選ぶと「決める」だけ。
反対に、それを「選ばない」と「決める」ことも自分でできるのです。
今までは逆の世界なんて想像もできなかったのだから、それが想像できるというだけでも大きな進歩。 いきなり逆を信じて選ぶことを決めるのは難しいかもしれないけど、 意識して何度も繰り返していくうちに、 そっちを選んでもいいんだ、と思えるようになれるかもしれない。
きっと今回の受講はその第一歩になると思ったのです。
学びは続く
実際僕は3回目の受講ですが、 今までは自分のビリーフを見つける事ばかりに囚われていたような気がします。
「きっとビリーフがあるはずだから、それを見つけないと問題は解決しない」と。
(それこそが思い込みだったりして。)
そう簡単には見つかりません。
今回受講して、そこに気づけたのは十分に意味があったと思います。
焦らずに一歩一歩学んで、気づいていければ、 自分にも逆を選んでもいいと思えるときが必ず来ると信じて学び続けていこうと思います。