こんにちは。
お盆休みで実家に帰省していて、今日こちらに戻ってきました。
今回は、その旅の終わりに起きたちょっとした出来事のお話です。
突然大音量で…
旅も終わり、最寄り駅から自宅へと帰る道でそれは起きました。
大きなバッグを抱えて歩いていると、突然大きな音で音楽が鳴り始めました。
それもよく聞き覚えのある曲。
どこかの車のカーオーディオでたまたま知った曲を大音量で流しているのかと思い、そのまま歩いていると、しばらく経ってもまだ流れている。
しかもさっきと同じ大音量で。
…?これってもしかして音源は自分…?
あわてて音源を探しました。
音源としてパッと浮かんだものは、iPhone、Bluetoothイヤホン、iPad。
- iPhone:スリープ解除してみたものの、音楽の再生はしていませんでした。そもそも道中ずっとマナーモードにしていたので、iPhone本体から外部に音が漏れることはないはず。
- Bluetoothイヤホン:その時は使用していなかったので、バッグの中でした。チェックしましたが、電源オフの状態でした。
- 残るはiPad。と思って、iPadの入っているバッグを開けたら、そこから音楽が…
というわけで、犯人はiPadだったのですが…
しかし何故?
この日の道中は、お盆休みの最終日ということもあって、新幹線は大混雑。
iPadを開くどころか、座ることさえできなかったというのに。
何かの拍子にiPadのミュージックアプリの再生ボタンが押された?
それともiOS7のコントロールセンターから再生ボタンを押した?
iPadずっと閉じてたのに?
とりあえずコントロールセンターから再生を停止して帰宅。
そして原因が判明しました。
原因判明
真犯人は…
Apple Wireless Keyboard。
…と、まさかの「ここまで一言も触れていない新キャラが真犯人」という、サスペンスならご法度の展開!!
実は、今回の帰省の際に、日課として親指シフトの練習をするためにApple Wireless Keyboardを持って帰っていたのです。
実際、帰省中の二晩ともちゃんと練習はしました。
では、何故Apple Wireless Keyboardが音楽を大音量で再生させたのか?
前の日に親指シフトの練習の日課を終えた後、確かにApple Wireless Keyboardの電源を切ってからバッグにしまいました。
ここからは推測ですが、原因は以下のような感じだと思われます。
- 他の荷物と一緒にバッグに入れたキーボードが、道中でバッグの中の何かによって電源ボタンを押され、電源オン。
- キーボードは伏せてバッグの中に入れていたので、バッグの振動によってF12のキーが何回も押された。(Apple Wireless Keyboardは、下の画像のように、F12キーに「音量大」の機能が割り当てられています。)
- そして再び振動でF8キー(「再生・一時停止」が割り当て)が押されて再生開始!…
という顛末。
あくまで予想ですが、iPadを開いてみると、画面の輝度が最大になっていました。
おそらくF2のキーも連打されていたのでしょう。
このように、Apple Wireless Keyboardの一部のキーは、iOSに対しても機能するということがわかります。
驚くことではないかもしれませんが、元々はMac OS用のキーボードなのに、ちゃんとiOSでも機能するようになっているというのは、さすがAppleですね。
因みに、ひと通り試してみたところ、Mac OS Xと共通して使えるキーボードの機能は、ファンクションキーでは F1,F2(輝度変更) F7〜F9(iTunes(ミュージック)の制御) F10〜F12(音量コントロール)。
その他、おなじみcommand+x(カット)、command+c(コピー)、command+v(ペースト)のショートカットくらいでしょうか。
command+TabでiPadのアプリの切り替えとかできたら面白いと思ったのですが、残念ながらできませんでした。
気をつけましょう
とまあ、Mac用のキーボードをiOSデバイスで使うという、ただでさえレアなケースにおける、これまたレアなトラブルの顛末でしたが、荷物の揺れはともかく、事前に気をつけておけば防げた事故でした。
それは、「キーボードを使い終わったらiPadのBluetooth設定をオフにしておく」。
これだけで防げたはずなので、以後気をつけます。
もしこんな形でキーボードを使う方がいたら、気をつけて下さいね。
しかし、これが新幹線の中とかじゃなくて本当によかった…
(因みに、大音量で流れた曲とはこちら↓)