2015年3月末に、島根県の出雲大社に参拝に行ってきました。
他地方からの観光客が出雲大社に参拝する際におそらく迷いやすいであろう出雲大社への行きかたからご本殿への参拝までを、僕の体験をもとにまとめました。
大阪から約5時間の電車移動で、JR出雲市駅に到着。
ここを拠点に出雲市を観光しました。
バスで行かれる方は、降りる停留所をチェック!
JR出雲市駅から出雲大社へは、一畑バスで「出雲大社・日御碕行き」に乗ると行けます。
電車(一畑鉄道)もありますが、出雲大社への所要時間はほぼ同じ(約22分)なものの本数が少ないので、バスの方がよいと思います。
実際、今回の旅では出雲市内の移動はバスしか使いませんでした。
出雲大社には4つの鳥居があり、いちばん外から石製、木製、鉄製、青銅製となっています。
鳥居は神様の世界への入口なので、ちゃんといちばん外側から参拝したいですよね。
では、いちばん最初の石造りの大鳥居から参拝したいという方は一体どこでバスを降りればいいのか。
JR出雲市駅方面からバスに乗っていくと、順に「旧JR大社駅」「電鉄大社駅」「正門前」「出雲大社連絡所」と、出雲大社絡みっぽい名前の停留所がたくさんあって、どの停留所で降りればいいか迷うところですが、
…正解は上記のどれでもありません。
最初の大鳥居より手前で最も近いのは「吉兆館前」(きっちょうかんまえ)の停留所です。
その一つ前の「旧JR大社駅」でももちろん問題はありませんが、上記のその他の停留所は全て最初の大鳥居よりも奥にあります。
実際、僕は某サイトで「『正門前』で降りればよい」という情報を見て乗っていたところ、「電鉄大社駅」に着いた時点で後ろを振り返ったら大鳥居が見えたので、慌てて降りて、歩いて戻りました。
ようやく着いた、最初の大鳥居がこちら。
周辺を見てお分かりのように、大鳥居は町の中にあります。
まだこの辺は参道の雰囲気があまりないので、知らなかったら見落としてしまうと思います。
正門から神楽殿へ
一礼して大鳥居をくぐり、参道沿いの一畑鉄道「出雲大社前」駅、「電鉄大社駅」バス停を通り過ぎて数分歩くとたどり着く、2番目の木製の鳥居。
ここが正門となります。
この左手には先述の「正門前」の停留所が。
その前にはスターバックスがあります。
スタバファン要チェック!新色が出た出雲大社前のスターバックス限定IZUMOマグがお洒落だ! | ハミングスタジオブログ
3番目の鳥居は、二手に分かれた参道の間にあって、くぐらないようになっています。
鳥居の保護の為だそうです。
ここの松並木、とても空気が澄んでいて、静かで厳かな雰囲気で、心が洗われるようでした。
そしていよいよ拝殿へと続く最後の鳥居、なのですが、
僕が参拝したときは「平成の大遷宮」の最中で、青銅製の鳥居は改修工事の真っ最中で、くぐれませんでした…
そして神楽殿へ。
4つの鳥居を越えて、神楽殿にたどり着きました。
大注連縄で有名ですね。
この神楽殿のさらに奧にご本殿があります。
縁結びの神様、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)をまつる出雲大社ですが、ここでいう縁とは結婚だけでなく、仕事での縁などあらゆる縁のことを指します。
大遷宮の最中ということで、このお守りを買いました。
外側の紙に出雲大社の屋根材として使われていたヒノキを使用している、大遷宮が完全に終了する平成28年までの期間限定のお守りです。
しっかりお参りしてきたし、おみくじもとってもいい事が書いてあったので、きっとご利益があると信じています。
もちろん神様にすがるだけでなく、努力を怠らず!
さいごに
「吉兆館前」のバス停は、地図ではこちらになります。
特に橋の向こうにも大鳥居の表記がありませんね…
参拝されるときはご注意ください。