Illustratorで、アピアランスを使ってテキストの隙間を埋めて縁取りする方法です。

 

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テキストに縁取りをつけるとき、簡単な方法としては、アピアランスパネルで線を塗りの下に配置して、線の太さを調整すると縁取りができます。

 

 

しかし、このときテキストの中にある隙間が気になります。

 

 

デザイン上、ここを埋めたいときもあります。

アピアランスを使って、隙間を埋めて縁取りをつける方法です。

 

(Illustrator CC 2018 を使用しています)

 

方法

まずは縁つきのテキストを作ります。

テキストを入力したら、塗りを無しにして、「新規線を追加」(もしくは「新規塗りを追加」)で塗りと線を追加、線を下に配置して、「塗り」に文字色を、「線」に縁の色を設定して、線パネルで縁の太さなどを設定してできあがり。

 

 

ここから隙間を埋める設定です。

 

アピアランスを使わない場合

まずはアピアランスを使わないで考えてみます。

縁取り部分をアウトライン化して、パスファインダーの合流+追加をすれば、隙間が塗りつぶされます。

(ここでは記事執筆用に、文字部分と縁部分を分離して、縁部分のアピアランスを分割してから作っています。)

 

 

アピアランスを使う場合

次はこれをアピアランスを使ってやります。

上記アピアランスを使わない場合と要領は同じで、アピアランスパネルで「線」を選択したら、

  1. 効果>パス>パスのアウトライン
  2. 効果>パスファインダー>合流
  3. 効果>パスファインダー>追加

 

このように、普通はアピアランスを使わない場合と同じ手順で効果を設定していけばいいのですが、Illustratorの仕様なのか、この順序で設定しても、下のようにうまくいきません。

 

 

このように、パスのアウトラインがいちばん下に来てしまいます。

本来ならパスのアウトラインは2つのパスファインダーより上に来てほしいところですが、ここでこのままパスのアウトラインをいちばん上にドラッグして順番を変えてもうまくいきません。

 

これを修正する方法は、先ほど設定した3つの効果を一旦すべて「線」から外に出して、2つのパスファインダーを「線」に戻し、その後パスのアウトラインを「線」のいちばん上に入れるとうまくいきます。

 

 

できました。

 

 

この手順を一度間違えると、再度出し入れしてもうまくいかないことがあります。

こうなるとドツボにはまるので、うまくいかなかったら「アピアランスを消去」を押して最初からやり直したほうが良いです。

 

完成したらグラフィックスタイルに登録を

こんなことを毎回やるのははっきり言って面倒なので、ひとつできたらグラフィックスタイルに登録しましょう。

僕もすでに「隙間を埋めて縁取り」というグラフィックスタイルを作っています。

効果がわかりやすいように、縁(線)の色を黒、文字色(塗り)をC100%にしています。

グラフィックスタイルを作っておけば、適用後に文字色と縁の色、線の太さなどを調整するだけです。

 

 

こんな方法も

調べていたら、塗りにパスファインダー>アウトラインの効果をセットして、その下に同じ色で線で縁取りをつけるという方法もありました。

 

 

こちらの方法と当記事の方法との違いは、

縁取りをつけることによってできるクローズドな隙間が埋まるか

です。

 

リンク先の方法だと、先に文字の中の隙間を埋めて、その後縁取りをつけるので、縁取り自体でできるクローズドな隙間は埋まりません。

 

 

当記事の方法だと、縁取り自体の隙間を埋める処理をしているので、縁取り自体でできたクローズドな隙間を埋めてくれます。

 

縁の線幅が同じでも結果が違うのがわかると思います。

 

縁を太くした結果新たにクローズドな隙間ができれば、それに応じて埋まっていきます。

 

 

文字間が埋まったほうがいいかはデザインによって変わってくると思うので、場合によって使い分けるといいと思います。

 

さいごに

アピアランスで文字の隙間を埋める方法は他にもいろいろな方が記事にしているので、あくまでもその一つとして参考にしてください。

当記事としては、アピアランスパネルの順序の入れ替えの部分に関しては分かりやすくなっているかと思います。

 

参考記事

 

 

 

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