USBグラフィックアダプタを使って、iMacをトリプルモニタ化する

Mac/PC
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メインマシンはiMac(Late 2009)です。

iMacにはMiniDisplayPortインターフェイスが1つだけあり、そこから外部モニタへの出力ができますが、さらにもう1台のモニタに出力したいときにはどうすればよいか?…

 

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きっかけは液晶ペンタブの購入

もともとiMacには、以前にWindowsで使っていた17インチのアナログモニタを繋いでデュアルモニタ環境を構築していましたが、ある日、そのモニタの電源が突然入らなくなり、仕方なくiMac1台のみで使用していました。

 

そんな折、液晶ペンタブレットを購入。

空いていたMiniDisplayPortを使って液タブの画面を表示させていましたが、その後知り合いから余った19インチモニタを譲ってもらうことに。

ようやくサブモニタが復活すると思いきや、もうポートが空いていない… なんとかしてポートを増やせないかとネットを探してみると、「USBグラフィックアダプタ」というものを発見。

Mac(PC)本体にドライバを入れることで、USBを経由してモニタに出力させることができるというものです。

新しく譲ってもらったモニタはアナログだったので、この製品をAmazonで購入しました。

 

I-O DATA USB接続外付グラフィックアダプター 「USBグラフィック」 アナログ専用モデル USB-RGB2

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【iPhone 5sとサイズ比較。右下はPCのUSBコネクタとUSB-RGB2本体を繋ぐケーブル。他に電源は不要です。】

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接続。しかしトラブル発生。

まず付属のCDからドライバをインストールして、その後、付属のUSBケーブルでUSB-RGB2本体とiMacを接続、反対側にあるD-Subのコネクタからモニタと接続します。

そしてOSの再起動。

 

ガイドによるとこれだけで使えるようになるとのことでしたが、再起動してもモニタに何も表示されない…

アイ・オー・データのサイトに行って最新版のドライバをダウンロードし直して再挑戦するも、解決せず。

仕様を確認してみると、Macは10.6(Snow Leopard)まで対応とのこと。

自分のMac(Mountain Lion)は対応していないという…

「しまった」と思ったのですが、調べてみると、開発元のサイトに最新のOSに対応したドライバが配布されているという。

それがこちら。

 

DisplayLink: macOS

 

ここでは10.7から10.9までに対応したドライバが配布されています。

2019.02.22追記:最新Mojave対応分まで配布されています。)

これをダウンロードしてインストールすると、無事表示されました!

 

トリプルモニタ環境のできあがり

【メインのiMacの他に、MiniDisplayPortにつないだペンタブ、USB-RGB2でつないだ19インチアナログモニタ。】

 

ひとつは液晶ペンタブですが、形としてはトリプルモニタ環境のできあがりです。

ペンタブは絵を描くとき以外は使いませんが、横のモニタにブラウザやTwitterなどを表示させながら作業をすることができて、快適な環境が戻ってきました。

 

しかしちょっと惜しいことが。この接続はあくまでドライバが起動して初めてできるもので、逆に言えば、ドライバが起動するまではモニタが認識されないようです。

つまり、シャットダウンのときにサブのモニタに置いておいたアプリが、マシンの再起動時にドライバより先に起動すると、あるはずのモニタがない(認識されない)ため、アプリのウインドウがメインモニタに表示されてしまうのです。

 

そのときはサブモニタの起動後に手動で元の位置に戻さなければならないのがちょっと面倒です。

しかも、このアプリやドライバの起動する順番はいつも同じではないようで、起動する度に、サブモニタに表示されたりメインモニタに表示されたりと、安定しないところが玉に瑕ですが、そこに目をつぶれば特に問題なく使えます。

 

最近のiMacはThunderboltポートが2つついているので、モニタを4つにでもしようとしない限りこのアイテムは必要ないかもしれないですが、旧型のMacを使っている方には参考になれば幸いです。もちろんWindowsでも使えますよ。

また、デジタル&アナログの両方に対応した、USB-RGB/D2 という製品もありますので、参考までに。

 

 

 

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