2015年5月27日に発売された、「天体のメソッド」特装限定版Blu-ray第5巻を購入しました。
5巻の顔は汐音。
5巻は湊太かと予想していましたが、よく考えると、スリーブのイラストはキャラクター原案のQP:flapper描き下ろしとなっています。
QP:flapperは湊太の原案を描いていないので、スリーブに描かれることはないのでしょうか。
中のショートコミックには時折出てきますが…
第5巻の見どころ・感想(ネタバレあり)
- スリーブと同じく、SIDE STORY BOOKの主役も汐音。
ショートノベルは、第6話の温泉回の前後の汐音を描いています。
DESIGN WORKS BOOKのインタビューは、劇判の加藤達也氏。
この作品は音楽もとてもきれいなので、ぜひ注目してほしいです。 - 第9話。前回の第8話でようやく乃々香との和解を果たした汐音が、ノエルの正体を知って再び乃々香からはなれていくシーンから。
個人的には、冒頭の「みんなが揃ったら、絶対成功するんだから!」という乃々香のセリフが好き。
円盤だって呼ぶことのできた5人の強い気持ちを信じる乃々香の想いが窺えます。 - 第10話。ノエルの正体が円盤だとみんなに告げた乃々香。
みんな「ノエルは円盤」というのに対し、柚季だけが、自分が円盤に対して酷いことをしてきた負い目があるからか「あれがノエルなわけないじゃない」と、順番を逆にして言う。 - 第10話。目覚めたノエルに抱きつく乃々香。
その手にノエルの髪がちょっと引っかかっているのがいいと、オーディオコメンタリーで盛り上がる。
第9話のラストでノエルの髪がハラリとなるシーンもそうだが、こういった細かい作画や演出が所々でなされているのがいい。
第5巻以外では、第1巻第2話の冒頭、葉っぱの傘を差し出したノエルに対し、茎の部分ではなくノエルの手に手を添える乃々香が良かった。 - 第10話のラスト、ノエルのモノローグから乃々香の後ろに現れての最後のひと言は、劇中の乃々香のごとく、思わずジンときます。
乃々香たちの願いがいつしか自分の願いになって、それをかなえるために奔走してきたノエルのみんなに対する想いが伝わってきます。
残すはあと2巻
物語は最大の山場を迎えます。
本編はあと3話。終わりが近づくにつれて寂しくなってきます…