2014年11月12日に発売された倉木麻衣の15周年記念ベストアルバム「Mai Kuraki BEST 151A -LOVE & HOPE-」の収録曲全30曲を1曲1曲振り返りながら、その当時の思い出、その曲にまつわるエピソード、その曲の好きなところなど、【1曲1記事】で綴る企画。
今回は「HOPE」盤の6曲目「Feel fine!」。
Feel fine!
2002年4月24日発売の12thシングルのタイトル曲。
本人出演のシーブリーズCMソング。
それまでにないアップテンポの曲
徳永暁人作曲による曲は、デモを聴いた彼女が「これ誰が歌うんですか?」と訊いたというほど、それまでの倉木麻衣の楽曲のテイストとは全く違ったアップテンポな夏の曲。
徳永さんの作曲は「Stand Up」や「PERFECT CRIME」など、それまでのイメージをいい意味で壊してくれる楽曲が多いので好きです。
作曲家のイメージとしては、大野愛果さんの曲がベースにあって、それとは違う一面を徳永さんの曲で見せてくれて、そうやって築いてきた世界を望月由絵さんの曲でぶち壊してさらに新しい倉木麻衣の歌の世界を作っていく、みたいな感じ。
どれが一番というわけでなく、それぞれが価値を高め合っているのだと思います。
ちなみにこの曲には、幻のMV「Feel fine! Cafe Ver.」が存在します。
大阪のhillsパン工場Cafeで撮影されたこのバージョンには、当時所属していたGIZA studioのアーティストが多数出演しているのですが、DVD化されていないので、今では見ることができません。
完全に夏のイメージの楽曲ですが、夏以外の季節のライブでも歌われます。
でも意外と違和感無いんですよね。
2014年12月6日の武道館ライブではアルバム収録曲全曲披露を公言しているので、この曲も歌われるはずですが、きっと真冬でも熱く盛り上がることでしょう。
次回
次回は「HOPE」盤の7曲目、「Revive」。
Mai Kuraki BEST 151A -LOVE & HOPE-
デビュー15周年記念ベストアルバム発売中。