わが家では正月といえばコーラなのです。
その理由。
正月といえばコーラ
2020年の正月。
あいにく今年は実家に帰省しなかったんだけど、わが家ではおせちやお雑煮の他に、正月の定番のものがある。
それはコーラ。
なぜ正月にコーラなのか?
うちの父親は僕らが子供の頃はほとんど休日なく毎日出勤していた。
休めるのは盆と正月だけ。
お盆は毎年休めたわけではなかったので、唯一確実に休めるのが正月の三が日だった。
父親はふだんは晩酌にビールを飲むんだけど、大晦日から正月にかけてはストックしてあったウイスキーを引っ張り出してきてコークハイを作って飲んでいた。
コークハイを作るために大きなボトルでコーラを買って来て、その残りを僕ら兄弟も飲んでいたので、いつしか「正月といえばコーラ」になっていた。
別にふだんはコーラが禁止されていたというわけではない。
お菓子なども正月にはふだんより多く用意してあって、お菓子とコーラで正月を過ごすことが多かったのが、今になっても僕の頭の中に染み付いている。
帰省したときは母親の買い出しについて行ってコーラをかごに入れる。
今年は帰省できなかったけど、ひとりでコーラは買った。
しかも1.5ℓペットボトル 。
500mlペットとか350ml缶とかのちっちゃいのじゃ駄目なんだよな。
父親がふだん毎日のようにビールを飲むのに正月だけウイスキーを飲んでいたのは、お酒を翌日に残さないためだったのかな。
最近はコークハイを飲むことはなくなったけど、「正月といえばコーラ」は形骸化しながらもわが家に残り続けている。