自転車用エルゴグリップで手首への負担を軽減する

サイクリング
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自転車の運転で手首を痛めたので、エルゴグリップを導入した。

 

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手首を痛めてしまった

昼から夕方までずっと自転車を運転していたら、右手首を痛めてしまった。

 

その前から手首に若干の違和感がずっとあったが、自転車が原因だったのか。

この痛みが引いたとしても、このままではまた自転車に乗りすぎると痛めてしまう。

 

何かいい案はないかと探してみると、手首を痛めないためのハンドルグリップがあるらしい。

Amazonで評価の高かったこちらをさっそく購入してみた。

 

 

エルゴグリップとか言うらしい。

人間工学(エルゴノミクス)に基づいたデザインで、自然なポジションでハンドルを握ることができるので、手首への負担が少ないということだ。

 

さらにこのグリップにはこのように先端にツノのようなバーが。

バーエンドバーといって、ここに手を置いて姿勢を変えることで手を休めることができる。

 

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右グリップを切断

さっそく取り付け作業を始めたいところだが、ひとつ問題が。

今の自転車は右ハンドルにギアチェンジ用のグリップシフトが付いているので、左と比べてグリップ部分の長さが短い。

 

このままではエルゴグリップが奥まで挿さらないので、右のグリップだけちょうどいい長さにカットすることに。

 

事前にグリップシフトとブレーキを寄せられるだけ中心寄りにずらしてから右グリップにエルゴグリップを当ててみて、長さを測ったところ、27〜28mmくらい切断する必要があることがわかった。

 

新品のエルゴグリップに刃を入れるのはかなり緊張する。

円筒を切断するのは、カットがズレたら目も当てられない仕上がりになる。

まずはカッターでこまめに長さを測り、少しずつ印をつけてから軽く刃を入れる。

 

一周したらここからカッターで地道にゴリゴリ…

と思っていたら、道具箱にノコギリがあるのを発見したので、一気にいく!

切断完了。

とりあえず円周はズレなくカットできた。

切断面をやすりでこすって終了。

 

自転車に装着

こんな感じで準備。

 

まずはもともと付いているグリップを外す。

 

さすがにこのまま引き抜くことはできなさそうなので、カッターで分解して取り外すことに。

装着に失敗したらしばらく自転車に乗れなくなるのでちょっと怖かった。

 

先端をカッターでこのようにカット。

 

先端をカットしても引き抜くことができなかったので、やむなくカッターで一直線にカット。

もうこれで後戻りはできない。

 

引き抜けないほどしっかり装着されているので何か強力な接着剤のようなものが付いているのかと思ったが、外してみるといたって綺麗なハンドルバー。

何かが付着している様子もなく、布で拭いておしまい。

 

いよいよ装着。

 

とくに接着剤のようなものは必要なく、奥までグリップを挿し込んでグリップエンドのボルトを締めるだけ。

 

ところがこれがなかなか締まらない。

いくらボルトを回しても手応えがなく、そのうち先端のバーエンドバーがずれて外れてしまう。

ハンドルバーの先端にキャップがついていたので、これを外すと少し締まるようになったが、それでも締まりがいまいち。

 

どうやら手で挿し込んだ程度では挿し込みが甘いらしく、ボルトがハンドルバーに届かないから締まらないようだ。

そこで、バーエンドに布を当ててその上からゴムハンマーで叩いたらさらに奥まで入った。

必要かわからなかったけどとりあえず100均でゴムハンマー買っておいてよかった。

 

こうしてボルトを締めたら手応えあり。

しっかり固定された。

 

グリップシフトとブレーキをグリップ側に戻して完成。

少し切断面が甘くてグリップシフトとぴったりフィットとはいかなかったが問題なし。

 

同様に左も装着して装着作業終了。

 

乗ってみた

グリップに手を置く場所があるのはすごく楽。

今までは何の疑いもなくグリップを握っていたけど、これと比較するといかに不自然な握りをしていたのか思い知る。

 

実際に乗ってみると、バーエンドバーに右手をおいて休めることができるのはいい。

でも左手はほとんどブレーキに指をかけているので左のバーは必要ないかも。

 

エルゴグリップは特に装着角度が固定されていないので、自分の好きな角度で装着できる。

最初に装着した時はちょっとグリップの平らな部分の角度を上げすぎてブレーキが握りにくかったので、一度外してから角度を変えて付け直したらちょうど良くなった。

 

今までグリップの先端だった部分にバーエンドバーがついたために車幅が広がって、そこはちょっと違和感。

今までも十分気をつけてはいるけど、運転には気をつけよう。

 

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