天体のメソッド特装限定版Blu-ray(6)をAmazonで購入しました。
今回のスリーブ&ジャケットは幼乃々香とノエル。
いよいよ6巻まできてしまった…
第6巻の見どころ・感想(ネタバレあり)
- なんと言っても本編いちばんの山場、第11話。
ついにみんなの願いが叶って、それと引き換えにノエルとの別れを迎える回です。
乃々香が母・花織と交わした約束(最終第13話で明かされます)、汐音と交わした「一緒に流星群を見よう」という約束、幼い頃に天文台で円盤を呼んだみんなの願い、そしてその願いを叶える為に奔走したノエル自身が願った「ニッコリなみんなを見たい」という願い。
これらすべてがひとつに繋がったときに、ノエルとの別れを迎えるという大きなパラドックス。 - 第11話。この回はすべてが良くて語り尽くせない。
例えば、結局円盤に願ったみんなの想いが同じだったとか、湊太が柚季と話せないのはキツいと言うあたりとか、乃々香が汐音のことを「自分が我慢すれば、みんなが幸せになるって信じてる」と言うところとかグッとくる。
そして別れのシーンは、柚季がカメラを持つ手を震わせるあたりからもう涙なくしては見られません。乃々香が泣きすぎてうまく舌が回っていないところなんかは本当にいい。 - 第11話。乃々香の父・修一が朝食の目玉焼きに初めて成功するのは、世界が変わりつつあることを示す兆候で、もうすぐこの世界が終わるというシグナルだったのではないか、という推測。
- オーディオコメンタリーでは、ヌルヌル動くとネットでも話題となった第11話の柚季の作画や、湊太の動きがかっこいいという話で盛り上がります。
僕も、確かにこの作品で最初に注目したのは、エンディングの湊太の作画。
湊太の動きにはスタッフもかなりこだわりを持っているんじゃないかと思いました。 - 第12話の始まりは意外。すべてがノエルの居た世界と逆になっていて、あらゆるところに「ノエルがみんなを繋いでいた」ということを示す痕跡があって、乃々香が孤独になっていくにつれて切なくなる。
- 第12話。TV版では提供バックのイラストで「見せて」くれたのですが、Blu-rayにはそれがないのがちょっと寂しいところ。
この記事トップの写真でちょっと演出してみました。最後の「彼女」のひと言が、乃々香にとっても視聴者にとっても本当に「救い」になるのです。 - SIDE STORY BOOKのショートノベルは意外なあの人が主役。
最初しばらくは誰なのか分からないようになってるのがさすが。
DESIGN WORKS BOOKのインタビューはキャラクターデザインの秋谷有紀恵さん。
いよいよ残すはあと1巻。
あとは最終第13話が収録される第7巻を残すのみとなってしまいました。
オリジナルショートアニメが収録されるのは楽しみですが、次で大きな区切りとなってしまうのは本当に寂しい限りです。