メインマシンとしてiMac 21.5インチ(Late 2009)を使っています。
購入してもう4年になります。
ふだんの作業ではAdobe Illustratorを主に使っていますが、たまにPhotoshopと併用すると動作が重くなってしまって困っていました。
新しいMacの購入も考えましたが、メモリが少ないこと以外は問題なく動いていたので、この度メモリの増設をすることにしました。
メモリ購入
Macはモデルによって使用されているメモリの種類が違います。
アップルのサイトを見ると、各モデルごとに対応したメモリが記載されていますので、それを見て適合したメモリを購入しましょう。
iMac:メモリの取り外し方法と取り付け方法 – Apple
iMacのメモリは、お店やネットショップでは「ノートPC用」の扱いになっていますが、問題ありません。
僕は4GB×2枚の購入を考え、Amazonで下の商品を購入しました。
他の方のブログを見ていると、1年くらい前で4GB×2枚で4,000円台とかいう記事を見かけるのですが、8,000円以上しました。
Amazonでポチる前にパーツショップにも行ってみたのですが、同じような価格でした。
最近は数が少なくなって高くなってきているのでしょうか…
いざ増設作業
万が一のことを考えて、作業の前にTime MachineでMacをバックアップ。
iTunesでiPhoneもバックアップしておきました。
そしていよいよ作業開始。
先ほどのアップルのサイトに、増設の方法が記載されているので、それを見ながら作業するとよいでしょう。
Macの電源を切ってしばらく放置、十分に冷ましたら、ケーブル類を全部抜いて、柔らかい布を敷いたテーブルにモニタを下向きにして置きます。
こんな感じ。
スタンドを持ち上げると、モニタ下部に見える網状になった部分がメモリスロットです。
3つあるネジをドライバーで外しましょう。
十字の溝がちょっと中途半端な大きさなので、溝を潰してしまわないようゆっくり押し回すとよいでしょう。
ネジを外すとスロットが見えます。
他の方のブログを見てみると、ここに玉状のホコリがびっしり…ということが書かれていることが多いですが、僕の場合はそれほどでもありませんでした。
でもそこそこ付いていますね…
2つの黒いタブをめくると、標準(4GB)では上段のスロットに既に2枚のメモリが挿さっているのが見えます。
今回は4GBのメモリを2枚増設するので、下の空いたスロットに新しいメモリを追加します。
差し込むだけなので簡単なはずですが、なかなか入らない…
実はこれには正しい向きがあります。
下の写真のように入れるのですが、黄色の矢印で示した溝がポイント。
裏側も見た目にほとんど差がないですが、この溝が中心より右側にくる向きにして挿し込みます。
カチッとはまればOK。
2つのメモリを挿し込んで、先ほどの逆の要領でフタを閉めれば作業完了。
新生iMac起動
ケーブル類を挿して、いざ電源ON。
うまくいってるかドキドキしたけど、無事起動しました。
アップルマーク→この Mac について→詳しい情報… からシステム情報を開き、「メモリ」タブをクリックして確認してみると…
無事に12GBになっていました!
サクサク動く!Mac環境が快適に
この作業の前にIllustratorとPhotoshopを使って重いファイルを扱う作業をしていました。
ファイルサイズは500MBくらいだったのですが、1つ操作するのにも反応が遅く、ファイル保存の時には10分近く待たなければいけないような状態でした。
増設後に再び同じファイルを起ち上げて保存してみたら、3分の1以下くらいの時間で保存できました。
この記事を書いている最中も、同時に複数のアプリを開きながらでもスムーズに動きます。
重くて作業が少し億劫になっていた最近ですが、これで快適に作業ができます。
Macを買い換える必要もしばらくなくなって、節約にもなりました。
使えるものはできるだけ大切に長く使いたいですね。
注意
最新のiMacでは自分でメモリの増設ができないので、Apple直営店か正規サービスプロバイダに依頼しなければいけません。
それよりも、購入時に必要なだけ入れてもらっておくのがいいですね。