退職して1年半、経済的事情により前職にアルバイト復帰した。
バイト復帰
開業届を提出して、個人事業主になりました。 | ハミングスタジオブログ
開業届は今年の5月に出したばっかりだけど、やってることは前から変わってなくて、実質的には昨年の2月から約1年半個人事業主の状態。
ここで力尽きました。
と言っても個人事業のほうはやめるわけではなく、アルバイトは複業可なので複業していきます。
収入的にはアルバイトの方が高額になるけど、あくまでハミングスタジオの方が本業で、このアルバイトの方が副業。
売れない芸人がバイトのほうが収入多くても芸人を名乗ってるようなものです。
自分の中でどっちをメインと据えるかの違い。
屈辱感と敗北感と挫折感しかない
今の気持ちを包み隠さず答えるなら、屈辱感と敗北感と挫折感しかない。
自分で選んだとはいえ、大きなこと言って辞めた前職に復帰するのは正直恥ずかしい思い。
ただ、新しいところへ就職するための就職活動にかかる時間と、入社した後のトータルの時間的・精神的コストを考えて、コストの少ない前職に復帰する方が本業の活動にリソースを割けられるだろうと思い、前職への復帰を選んだ。
今はともかく生活を立て直すだけの収入を手に入れるのが先。
営業をかけるための費用どころか、明日の食費もどうしようかというところまで経済的に落ちてしまった。
たぶん人生で今が経済的にいちばん厳しい。
体重も減った。
仕事内容は、前職でやっていたデザイナーではない。
未来の見えないこの職種を続けるのが嫌だったから当時デザイナーにの募集に手を挙げた面はあるので(もちろんデザイナーやりたいと思ってなったのですが)、今回6年半ぶりにこの職種に復帰して、
「これを続けるのが嫌でデザイナーになったのに、なんでまたこれやってるんだろう?」
と頭の中がわーーーってなる瞬間はある。
しかしやる事は大体分かっているので、そこにかかるストレスは少ない。
昔の状態に戻ってる事を恥ずかしく思ったり屈辱に思ったりするのは自分の中の問題でしかないので、
「生活費を稼ぐため」
と完全に割り切ってしまうしかない。
何をして生きるか「腹を括る」ことは、「それ以外を割り切る」ことだ。
自分にとっては難しいことなのは重々承知だけど。
以前と違うのは開業していること
1年半前に退職する前と今を比べて明らかに違っていることは、
「開業していること」。
当たり前だけど。
個人事業主として活動できる基盤は作ってあるので、本業の活動を頑張って収入を上げて、徐々にバイトの日数を減らしていき、いずれ週0日にするのが目標。
こうなるなら退職前から事業始めていればよかったとも思うけど、後悔しても仕方ない。
目立った成果もないけど、この1年半の経験は必ず活きると信じて、割り切ってやっていく。
早く時給でものを考えるステージから脱したい。