Illustratorのアピアランスを使って、たったひとつのオブジェクトで「大阪・関西万博」のロゴを作ってみました。

 

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「大阪・関西万博」ロゴ決定

2020年8月25日、「大阪・関西万博」のロゴが決定、発表されました。

 

これを見た瞬間、「あっこれ、『アレ』で作れるな」と思いました。

「アレ」とはこれのこと↓

幻の「東京五輪エンブレム」を、アピアランスを使って1オブジェクトで作るというものです。

 

大阪・関西万博のロゴを見たところ、文字(ロゴタイプ)以外は楕円だけでできているようだったので、今回もアピアランスを使って1オブジェクトで作れるな、と思ったのです。

 

たったひとつのオブジェクトで「大阪・関西万博」ロゴを作る

善は急げ(?)というわけで、さっそく作ってみました。

 

完成図はこちら。

今回は手持ちのフォントで実物と同じフォントを見つけることができなかったので、似たフォントで代替しています。

ネットではこのフォントが「Osaka」フォントではないかと一時噂されていましたが、手持ちのOsakaフォントを設定したところかなり違っていました。

本当だとしたら面白かったのですが。

 

前回同様、元となるオブジェクトは「OSAKA,KANSAI,JAPAN EXPO 2025」のテキストです。

このテキストがすべての基準になるので、まず最初にこのテキストのフォントやサイズ、文字感や行間をしっかり作っておかないと、後で作る塗りの位置関係が全部変わってしまいます。

まあ今回は完全一致するフォントが見つからなかったのでそれなりに合わせただけになっていますが。

 

テキストのオブジェクトに、アピアランスで「新規塗りを追加」、効果>形状に変換>楕円形… で楕円形を作り、効果>変形… で位置を調整します。

あらかじめネットで拾ったロゴ画像を下のレイヤーに敷いておいて、楕円を一つひとつトレース、その楕円の数値を見てアピアランスの楕円形のサイズを設定していきました。

 

これを楕円の個数分繰り返して塗りの色を変え、上下関係を調整すれば完成。

 

レイヤーパネルを見て分かるとおり、オブジェクトはテキストのひとつしかありません。

 

アピアランスパネルはこのようになっています。

 

アピアランスを分割してみました。

1箇所だけ、どうしても3つの赤い楕円で隙間ができる箇所があったので、楕円を1つ加えて塗りつぶしています。

 

感想

制作に時間がかかるかなと思ったけど、意外と速くできました。

その理由は「楕円がシンプルな楕円だった」ということ。

 

赤い楕円が結構ランダムな形に見えたので、一つひとつ形・大きさ・位置を合わせるのが大変そうだなと思っていたのですが、実際に作ってみると、楕円の長軸と短軸が全部垂直水平のまま作ることができました。

つまり楕円は一切回転していなかったのです。

 

そして例えばワープで変形させたような歪みもなく、本当にシンプルな楕円。

Illustratorのツールで言うと、極端に言えば「楕円形ツール」でドラッグするだけで作れる楕円だったということ。

厳密には回転やワープをしているのかもしれないけど、画像に合わせて配置するやり方でやった限りでは回転もワープもなしでほぼ一致させることができました。

 

初めてこのロゴを見たときに、イラレっぽさというよりExcel(Office)っぽさを感じたのがちょっと腑に落ちました。

 

 

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