体温の数値を入力したらiPhoneの「ヘルスケア」アプリに記録するショートカットを作りました。
そもそも体温が計測できない日々が続いた
新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、体調管理の一環として体温の計測が推奨されてきました。
しかしそれと同時に店頭から体温計が消えてしまい、恥ずかしながら体温計を持っていなかった僕は自分で体温を測ることができませんでした。
緊急事態宣言が解除されて、暑い夏も盛りになった頃ようやく体温計を手に入れることができたので、これを機に体温計測を日課にすることにしました。
もともとライフログ好きな僕は当然体温もログを取りたいと思っていました。
できることなら計測したら自動で記録される体温計なんてないかなーと思っていろいろ探していたのですが、あってもやたら価格が高かったり、ニーズがないのか一瞬で市場から消えてしまったりして、その望みは叶いませんでした。
そんな中でコロナ騒動が始まり、そもそも体温計自体が手に入らない状況に。
この際自動で記録することは一旦諦めて、近所のドラッグストアにようやく入荷していた普通の体温計を購入しました。
体温入力ショートカット
iPhoneの「ヘルスケア」アプリに項目として体温を入力できますが、いちいちヘルスケアアプリを開いて手入力をするのは面倒。
そこでなるべく簡単に測定結果をヘルスケアに記録できるショートカットを作りました。
使い方
ショートカットを作るにあたって、こちらのブログを参考にしました。
といってもアイデアを拝借しただけでショートカット自体の流用はしていません。
ありがとうございます。
ショートカットを実行すると、次のような体温入力画面になります。
体温は「36.2」のように小数点第1位までの入力です。
しかし「36.2」だと4文字もタップしなくてはいけません。
それに「362」のように小数点を入力し損ねてしまうかもしれないので、もし小数点を打ち損ねてしまった時のために、「362」と入力した場合は「36.2」と認識するように処理をしてあります。
また、計測結果が「36.0」(℃)のように小数点以下が0のときは「36」とだけ入力すれば「36.0」と入力したのと同じになります。
もちろんちゃんと「36.2」「36.0」のように入力してもOKです。
人間の体温はだいたい33℃〜42℃くらいの範囲なので、あまりにかけ離れた数値を入力すると弾かれるようにしました。
少し余裕を見て、入力範囲は32℃〜43℃にしています。
OKをタップしてやり直します。
適正範囲内の数値を入力して「OK」をタップすると、次のような確認のダイアログが出ます。
「体温を ◯◯℃で記録します。」と確認を求められるので、よければOK、間違っている場合はやり直すをタップすればもう一度最初の入力画面に戻ります。
OKで確定すると、記録完了の通知が出ます。
記録された数値と、前回の計測結果との差が表示されます。
その後ヘルスケアの体温のページが開きます。
通知だけでいいと思ったのですが、記録データの詳細を見るとなぜかサンプルの「日付」と「ヘルスケアへの追加日」の時間に約12時間のズレが生じました。
原因は分かりませんが、ヘルスケアを開くアクションを追加すると両者のズレがほとんどなくなりました。
それでも数秒の差はありますが、この程度は問題ないでしょう。
ライフログが捗る
僕はこのショートカットをウィジェットに入れて、体温を測ったらすぐに起動して入力しています。
毎回ヘルスケアを開いて手入力するよりはるかに速い。
これでまたライフログが捗ります。
ただ記録するだけでは意味がないので、体温に変化があったらすぐに対処しましょうね。
こぼれ話
最初は入力の段階で間違えて小数点が変な位置に入った時などの判定もしようかと思いました。
でもそれをやり出したらきりがなくなるし、自分の想像もしない入力ミスまでは対処しきれないし、どうせ確認画面が出るから必要ないだろうと思いやめました。
何より入力を間違えて記録されてしまったときに、ヘルスケアに飛んで削除して入力し直すという手間だけは避けたかったので、確認画面は必須でした。