Switchbot の人感センサーとスマート電球を使ってトイレの照明を自動化した。
MESHで組んでいたシステムからの乗り換え。
目次
トイレ照明の自動化(これまで)
トイレの照明はこれまでMESHで自動化していた。
iPadをMESHのハブにしていたが、そのiPadのバッテリーが膨張してしまった。
これをケーブルでつないで常時給電するのはさすがに危険と判断し、これを機にMESHからSwitchBotに変更してみることにした。
Switchbot
最初に用意したものはこちら。
初めてSwitchBotのデバイスを購入した。
SwitchBot 人感センサー
今まで使っていたMESHの人感センサーの代わりにこれを使う。
SwitchBot ハブミニ
人感センサーで人の動きを検出、それをIFTTTのトリガーとして、アクションでPhilips Hueのランプを点灯させるというシステムを想定。
SwitchBotのデバイスをIFTTTで使用するためにハブミニが必要とのことなので一緒に購入した。
しかし実際にIFTTTでアプレットを組んでみると、MESHで組むよりも反応速度が断然遅い。
トイレの照明なので入った瞬間に点灯してほしいところだが、数秒〜十数秒のタイムラグがある。
そもそもIFTTTはWebを経由するので仕方ないところではあるが、これではまったく実用的でない。
IFTTTを使わず宅内のWi-Fiで完結するシステムにしないとタイムラグは解決できないと思い、Philips Hueを使うことを諦めて、追加でSwitchBotのスマート電球を購入。
SwitchBot スマート電球
E26口金に対応しているので、HueのE26シングルランプが使える照明器具ならこのSwitchBotスマート電球に置き換えできる。
左がSwitchBotスマート電球、右がPhilips Hueシングルランプホワイトグラデーション。
設定
Switchbotアプリのインストールやデバイスの登録等は割愛。
SwitchBot
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Switchbotのアプリの「シーン」タブで「自動」を選び、右上の「+」(もしくは「+シーンを作成」)をタップして、「シーン設定」の「条件を追加」をタップ。
人感センサーを選択して、「動体検出」を選んで保存。
シーン設定に戻り、「アクションを追加」をタップ、スマート電球を選択。
今回はセンサーで検出されるたびに照明のオン/オフを切り替えたいので、「トグル(オン/オフ)」を選択。
これでアプリのほうは設定完了。
人感センサーをトイレに設置。
左はお役御免になったMESHの人感センサー。
実装
最初のうちはなぜかうまく動作しなくて、タイムラグがあったりまったく点灯/消灯しなかったりしていた。
使えないのかと思っていたが、そのうちちゃんと動作するようになった。
設定を触ったから(覚えていない)かWi-Fiが安定したからか、原因がよくわからないが、ともかく動作するようになってひと安心。
センサーの感度は良好。
MESHの場合と比べると点灯/消灯までの反応時間がわずかに遅い。
遅いと言っても1秒以内くらいの感覚なので実用面では問題ないが、そう考えるといかにMESHの反応速度が速かったかがわかる。
感想
欠点を挙げるなら、人感センサーの動体検出後、1分間は次の動体検出をしない仕様になっているところ。
短時間に何度も検出してアクションが頻発するのを防止しているみたいだ。
これはこれで有用な仕様ではあるが、トイレに入っていて点灯1分後以降に誤ってセンサーに触れて消灯してしまうと、今度はトイレから出る時に再点灯してしまうので、消灯したら1分以内にトイレを出てしまわないといけない。
誤ってセンサーに触れないように配置すればいいだけの話だが、前の記事に書いたとおりうちのトイレがそんなに広くないうえ、人感センサーの検出範囲はけっこう広いのでよく考えて配置する必要がある。
一方、当初はIFTTTを使う目的でハブミニを導入したが、SwitchBotデバイスのみで使用しているはずなのにどうやらハブミニをつないでおかないと動作しないみたい。
この使い方でハブミニが必要なら、逆にハブミニを使用しない使用例が思いつかないのだけど、そこの仕様がいまいち分かっていない。
ともあれ、ついにSwitchBotエコシステムに足を踏み入れてしまったので、またアイテムを買い足していくことになりそう。