【iOSショートカット】重複したリマインダーを削除するショートカット

IoT/自動化
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iOS/iPadOS/masOSのリマインダーで、重複したリマインダーをチェックして削除するショートカットを作った。

 

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リマインダーの重複を解消したい

IFTTTでカレンダーから自動でリマインダーを作成するアプレットを作ったら、リマインダーが重複して作成されるようになってしまった。

 

外部サービスを使った結果重複しているので、こちらで重複自体をさせないようにすることは難しそう。

重複してしまうのは仕方ないと諦めて、それならばと重複したリマインダーを削除するショートカットを作った。

通常ではリマインダーの項目が重複することなどなかなかないはずなのであまり使いどころがないとは思うが、せっかく作ったのでアップロードしてしくみを書いておく。

 

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重複したリマインダーを削除するショートカット

↓ダウンロードはこちらから↓

※実行前に設定が必要です。後述を参照してください。

 

しくみ

  1. 指定したリストの中の未完了のリマインダーを検索。
  2. 「各項目を繰り返す」で、検索結果のリマインダー名を「1=〇〇&2=△△」のような辞書形式でテキストに書き出す。
  3. 書き出した辞書を整形して辞書として取得。
  4. (リマインダーの項目数−1)回のループを作る。
  5. 辞書の1項目めの内容を2項目めと比較する。
    2つの項目名が同一なら、それと同じ名前のリマインダーを先ほどのリマインダーリストから検索して、そのうちの1つを削除する。
    同一でなければ何もしない。
    続いて2項目めと3項目め、その次は3項目めと4項目め…と比較していく。

    チェックするたびに削除していたら、今どれが残ってどれを削除したのかわからない…となりそうですが、チェックしているのは辞書のほうで、名前が同じリマインダーを見つけて削除しているので、チェックする辞書はこの工程で一切変化がありません。

  6. (リマインダーの項目数−1)回のループなので、例えば辞書が10項目あったら最後は9項目めと10項目めの比較でこのループは終了して、このショートカットは終了する。

 

このショートカットをiOSのオートメーションで「ショートカットを実行」アクションを使って実行させることで、自動でリマインダーの重複項目を削除することができる。

 

プログラミング的にはもっと簡潔にできるかもしれないけど、今の自分にはこれが精いっぱい。

ショートカットをすっきりと書くために変数をなるべく使わず、マジック変数で置き換えているので一見わかりにくいですが、興味のある人はダウンロードして解析してみてください。

 

実行前に必要な設定

重複チェックするリストを指定

重複チェックするリストを指定する箇所(画像内*)が2箇所あるので、両方とも同じリストを指定します。

 

リマインダー削除許可

リマインダーを削除するアクションが入っているので、削除を許可する設定が必要です。

  1. 設定>ショートカット>詳細 で、「確認なしに削除することを許可」をオンにしてください。
  2. 初回実行時に次のような確認アラートが出るので、「常に削除」をタップしてください。

  3. ショートカットの iボタン>「プライバシー」タブ の「このショートカットにデータの削除を許可しますか?」の項目で、リマインダーが「確認なしで削除」になっていることを確認してください。
    (2.を実行するとおそらくすでに「確認なしで削除」になっていると思います)

 

もともと重複チェックするリストを一つだけに指定しているので安心だとは思いますが、それでもやっぱり自動で削除は怖い…と思うなら、最後の「リマインダーを削除」のアクションを「リマインダーを編集」アクションに替えて「完了済み」にするようにするとよいでしょう。

「実行済みを表示」にすると大量に表示されますが、非表示であれば見た目上は同じ結果が得られます。

 

このショートカットではリマインダー名(タイトル)の一致を判定しています。
リマインダー名が同じで時間(期限)が異なるリマインダーも削除されてしまいますので、ご注意ください。
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