Apple Watchのコンプリケーションを擬似的に増やす方法を考えてみた。
コンプリケーションが足りない?
Apple Watch Series 8を購入後、文字盤を自分好みにカスタマイズしました。
使っていて、コンプリケーションが足りないと思うことはないですか?
僕の場合、コンプリケーションのうち、Runkeeperは朝のウォーキングで使った後はその日はもう使うことがない。
1日1回しか使わないアプリが貴重なコンプリケーションのスペースを占めるのはちょっともったいない。
かといってDockから起動するのは手数が多くて手間。
Runkeeperを使った後はその位置を別のコンプリケーションに変更したらいいんじゃないか?
ASICS Runkeeper: ランニングアプリ
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複数の文字盤を切り替え
Apple Watchでは、複数の文字盤を用意してスワイプで切り替えることができる。
その都度スワイプで切り替えればいいけど、それも面倒なので、自動で切り替えるようにしたい。
ショートカットアプリには「文字盤を設定」というアクションがあるので、これを利用してRunkeeperを使う前と使った後で文字盤を切り替えれば、より多くの情報を表示できると思った。
ショートカット
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Runkeeperを使う前と使った後をどう判別するかが問題。
僕の場合、朝のウォーキングのときにApple WatchのコンプリケーションからRunkeeperを起動してトラッキングをして、その結果をiPhoneからFacebookに投稿している。
今まで、Runkeeperの結果をFacebookに投稿するときはこのような画面になり、共有シートからFacebookを選んでいた。
このFacebookへの投稿をショートカット経由にして、それに「文字盤を設定」のアクションをくっつけるといいと思った。
文字盤を準備
まずはRunkeeper使用前と使用後の文字盤を用意する。
Watchアプリでこのように文字盤を作った。
■従来の配置(画像右・ここでは「After」と表記します)
■朝イチでの配置(画像左・ここでは「Before」と表記します)
左上コーナー:ここにはもともとアクティビティを配置しているが、アクティビティは朝起きた時点では数値がほぼゼロのはずなので、見る必要はない。
なのでここにRunkeeperのコンプリケーションを配置する。
右上コーナー:もともとはBatteryPhoneを配置しているが、iPhoneは寝る前に充電するので、バッテリー残量は朝起きた時点で基本的に100%。
だからこれも朝イチで見ることはほぼない。
ここには以前から使用している睡眠トラッキングアプリのAutoSleepを配置した。
AutoSleep 睡眠の追跡をWatchで
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ベースの文字盤を同じにしておいたほうが見た目的にすっきりするので、切り替えるのはこのくらいにしておく。
このくらいだとごっそり入れ替わったという感覚がなくてよい。
Apple Watchの文字盤の名前は自分で変更することができないので、後で選択する時に間違えないように「編集」でBeforeとAfterを順に並べ替えておく。
ショートカット
「ショートカット」アプリでこのようなショートカットを作った。
Runkeeperに保存した画像を「Facebookに投稿」アクションに投げると、そのまま通常と同じ画像付き投稿の画面になる。
必要に応じてテキストを入力して投稿すると、続く「文字盤を設定」アクションで文字盤をAfterに変更する。
文字盤の選択肢はWatchアプリで並べ替えた順番に並んでいるので、間違えないように選択する。
「共有シートに表示」をオンにすると、共有時に表示される。
実行
朝のウォーキングを終えて、共有シートから投稿すると、ちゃんと文字盤が切り替わった。
文字盤をもとに戻す
次の日にはまたAfterからBeforeに戻しておかなければいけない。
僕の場合は寝るときにオートメーションでおやすみモードを設定しているので、そのオートメーションの中に文字盤を戻すアクションを追加した。
他に単に0:00に発動するオートメーションを作るとかでもいいだろう。
ウォーキングをしない日は?
時にはウォーキングをしない日もある。
ウォーキングをしないでずっとBeforeの文字盤のままだと困るので、しなくてもAfterに切り替わるように設定しておく。
僕の場合は、昼の12時にオートメーションを起動して、Afterに変更するようにした。
すでにAfterになっている場合は見た目上は何も変化はない。