【iPad Pro】第3世代iPadを約4年使いたおした僕が、iPad Pro 9.7インチを比較レビューするよ!

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iPad Pro 9.7インチを購入しました。

それまで約4年、第3世代iPadを使いたおした僕が、iPad Proの使用感を第3世代iPadと比較レビューします。

 

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iPad Pro 9.7インチ購入しました!

iPad Pro 9.7インチとApple Pencil

 

購入したのはWi-Fiモデルの128GB(シルバー)とApple Pencil。

後でApple純正Smart Coverも購入しました。

 

ラフから仕上げまで、イラストの制作工程をすべてデジタルで完結させることが目標だったので、Apple Pencilに対応したiPadはマストバイ。

個人的に持ち運びやすいことは必須だったので、9.7インチが出るのを待っていました。

 

約4年前に第3世代iPadを購入してから、主に自宅で使いたおしました。

最近はスペック的に高いiPhone 6sを使う頻度が高くなっていましたが、しばらくはiPhoneよりもよく使っていました。

どちらかといえばiPhoneよりも無くなったら困る存在。

 

4年使ってきて、さすがにそろそろ動きが遅くなってストレスになってきていたので、僕にとってはちょうどいいタイミングでの発売でしたね。

 

この記事では、Apple Pencilはちょっと置いておいて、iPad Pro本体+Smart Coverについて、第3世代iPadと比較しながらレビューしていこうと思います。

 

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本体

まずはハード。

 

なんと言ってもiPad Air以降の薄さと軽さは、第3世代ユーザーにとってはそれだけで買う理由になります。

第3世代iPadは、初代に次ぐ本体重量でしたからね。  

 

本当に軽いです。

持ち運ぶときも、バッグに入れたか分からなくなるくらい、いい意味で存在感がなくなっています。

本体が薄型化しているから、持った感覚からして違う。

それが軽さをより強く感じさせているんだと思います。

 

第3世代とiPad Proの薄さを比較した写真がこちら。

厚み比較

この薄さと重量の差は大きいです。

例えばKindleアプリで本を読む時も、第3世代は「端末を使っている」感覚が強かったですが、今は「本を読んでいる」感覚の方が勝ちます。

端末の重量を感じなくなることで、端末を操作しているという意識がなくなって、より作業に集中できるようになれます。  

 

Lightningコネクタ

第3世代とiPad Pro(Air以降)の違いのひとつは、コネクタが30ピンDockコネクタからLightningコネクタに変わったこと。

  Lightningコネクタ

 

僕が常時使用するAppleデバイスの中で、第3世代iPadが唯一30ピンを使用していましたが、Proに替わったことで、すべてのデバイスがLightningを使うようになりました。

第3世代はまだこれからも自宅で活用しますが、出先に両方のケーブルを持ち運ぶ必要がなくなりました。

ずっと30ピンを使ってきた僕からすれば、iPadに対してLightningコネクタは小さすぎて、ちょっと抜き差しのときに持ちにくいかなと思いました。

まあLightningになることによって薄型化に貢献しているわけだし、そこは慣れでしょう。  

 

スリープ解除ボタン

スリープ解除ボタン

 

第3世代と比較して、Proのほうはスリープ解除ボタンが少し外側についています。

見ないで触ろうとすると、時々探し当てられないときがあります。

まあこれも慣れでしょう。  

 

消音スイッチがない

一方、ちょっと残念なのは、第3世代にはあった消音(もしくは回転ロック)スイッチがなくなったこと。

物理スイッチがなくなった代わりに、コントロールセンターに消音ボタンがついています。

コントロールセンターの消音ボタン

 

消音モードになっているか確認するのにわざわざSmart Coverを開いて(すでに開いているときはスリープ解除して)コントロールセンターを表示させるという2アクションが必要になったのはちょっと面倒です。

これも物理スイッチよりもソフトで制御したほうが薄型化できるというのは分かりますが、こちらはちょっと残念ポイント。

せめて画面最上部のタスクバーに現在の状態を表示してほしいです。  

 

動作

最新のハードに最新のOSなので、さすがに動作は軽快です。

今までネットの接続状況のせいだと思って諦めていた挙動の遅さが、実はネットのせいではなくて、Proに替えてから速くなった、という場面も多々あります。

 

アプリにもいろいろなジャンルのものがありますが、中でも速く多くの処理が必要なゲームは、ハードのスペックが最も影響するジャンルと言ってもいいでしょう。

スペックの高いハードはゲームがさくさく動く。

Appleがハードの発表会でわざわざゲームを取り上げる理由が分かります。

 

ゲームは唯一バトルガール ハイスクールをプレイしていますが、機種変初日はその動きの違いにびっくりしました。

第3世代ではプレイ中に少しの間固まることもあるほどだったのですが、Proでは固まることがないのはもちろん、描画がとてもスムーズ。

「ぬるぬる動く」というのはこのことでしょう。

特に背景のズームの滑らかさは気持ちいいほどです。

むしろ、最初は滑らかすぎて逆に気持ち悪いくらいでした…  

 

Smart Cover

  Smart Cover

 

純正Smart Cover、カラーは前回と真逆のイエロー!

前回とはイメージを変えようと思って、ホワイト、レッドとさんざん迷いましたが、イエローいい感じです。

本体がシルバーなので、どんな色も合うのが強み。

 

第3世代では純正の革製Smart Coverを使っていたのですが、今のモデルには革製のものがありません。

サードパーティの革製のカバーにしようかと思ったけど、どれもデザイン的にしっくりこなかったので、純正(ポリウレタン製)にしました。

第3世代の革製カバーが、使い込んでずいぶんいい感じになってきているので、革製があったら買うのになあ。

Appleさん、お願いします。   第3世代純正の革製Smart Cover

 

新しいSmart Coverも、相変わらず取り付けのときに位置合わせに気をつかう必要は一切なし。

適当に近づければマグネットで適切な位置にピタッとくっ付きます。  

適切な位置にピタッとくっ付きます

 

気になった点を。

ヒンジの部分までカバー面と一体化したポリウレタン製で、ヒンジ部がやわらかくなっているため、天地方向への滑りがあるのが気になりました。

滑るせいでカバーが斜めに歪むというイメージです。

  天地方向への滑りがある

第3世代のカバーではヒンジ部に金属が使われていたので天地方向への滑りはほとんどなかったのですが、これはカバーを裏側にまわして使っているときに気になってしまいます。

第3世代の革製と比較すると、どうしてもヒンジ部が心許ないなあという印象です。

 

あと、第3世代のカバーが折り目が3つあったのに対し、こちらは折り目が2つになっているのも違い。

三角に折ってスタンドにしたときの角度やカバーの位置、そして折るときの感覚が違います。

「えっ、ここで折れないの?」という感じで少し戸惑いますが、これも慣れでしょう。

  Smart Coverを折りたたんでスタンドにした比較

 

まとめ

ハードのスペックとしては、さすが最新モデル、申し分ないです。

細々としたところに気になる部分はありますが、それほど問題ではないレベルですね。

総合的にはかなり満足しています。

旧機種で(動作的にも重量的にも)重いなあと感じている方は、ぜひ検討すべきだとおすすめします。

 

iPad Proで多くの人が気になるであろうApple Pencilに関しては後日レビューしますね。  

 

 

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