ブログ記事「Keyboard Maestroのマクロで移動させたマウスポインタをマクロ実行前の位置に戻す」の補足記事です。
「Keyboard Maestroのマクロで移動させたマウスポインタをマクロ実行前の位置に戻す」という記事を書きました。
すると、あの「三階ラボ」のみやざわさん(@onthehead)にTwitterを見ていただいて、こんなリプを頂きました。
Restore Mouse Location にチェックすれば、元の位置に戻せますよー! pic.twitter.com/MNlJPDTxrN
— みやざわ | 三階ラボ (@onthehead) 2018年4月12日
「Restore Mouse Location」(=マウスの位置を戻す)なんてオプション知らなかった。
名前そのまんまじゃん…
こんなオプションがあるなら、そもそも上記の記事自体無意味だったのか…?
と思ってしまいましたが、とにかく試してみました。
この「Restore Mouse Location」は各アクションに対して設定するオプションなので、そのアクションの直前のマウス位置に戻す、という役割のようです。
Move or Click Mouseのアクションのうち、Just moveとReleaseではRestore Mouse Locationのオプションがチェックできません(そもそもオプションに出てこない)。
まあ移動だけさせてすぐ元の位置に戻しても何の意味もなさそうですから当然と言えば当然ですね。
Restore Mouse Locationはマウスポインタを移動させるすべてのアクションに対して設定しないといけないので、Just moveのようにRestore Mouse Locationが設定できないアクションが一つでもあると、マクロ実行終了後にマクロ実行前の位置まで戻すことはできません。
他にも、マウスポインタを移動した先から相対移動させるような場合にも、前の位置に戻ってしまったら基点がずれてしまうのでうまく機能しません。
はい!移動させる操作の前の状態に戻すだけですので、全てのカーソル操作系アクションに Restore Mouse Location させる必要があります。移動させた位置からさら相対に移動させる場合は、ブログに書かれている方法がベターだと思います!(日本語めちゃくちゃですみません)
— みやざわ | 三階ラボ (@onthehead) 2018年4月12日
つまり、マウスポインタ移動アクションのすべてにRestore Mouse Locationが設定できるならそれで良くて、それができないなら元記事に書いたやり方でやれば良いというわけですね。
よかった、記事書いた意味あった…
おまけ
上記の元記事で、スクショ撮影用にダミーで作ったマクロにClickアクションを一つだけ置いておいたのですが、これがよくない(笑)
これだと「Restore Mouse Location」で解決できますね。
ちなみに僕が元々どんなマクロを作っていたのかというと、
「iTunesのメニューバーの階層を辿ってメニューをクリックする」
というものだったのですが、これってMacの「システム環境設定」で解決できますよね…
でもそのおかげでKeyboard Maestroのことも勉強できたのでよかったです。
そしてみやざわさん、ありがとうございます。
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— みやざわ | 三階ラボ (@onthehead) 2018年4月12日