Wacomペンタブ使用時に修飾キーが押下されたままになる現象を解消しました。
解決のカギはシステムマネージャーのリセットとドライバのアップデートでした。
現象
Wacomのペンタブを使っていて、ずっとおかしな挙動に悩まされていた。
例えばPhotoshopでペンツールを使っているときにCommand+0で全体表示をすると、それ以降ツールがスポイトツールに変わってしまって戻らない。
スペースキーを押すと戻る。
Command+0だけでなく、その他のショートカットでも同じような現象になる。
他には、ペンタブのリングキーに設定したショートカットがまったく別のものになったりする。
さらにその後は、ペンタブでなくマウスを使っていても異常が起こるように。
通常クリックがCommand+クリックやOption+クリック、Shift+クリックの挙動になる。
つまり修飾キーを押していないのに押下されたままの状態になっていた。
上記の、ペンツールがスポイトツールに変わるのは、通常使用ならペンツール使用中にOptionキーを押すと、押している間だけスポイトツールに変わる。
本来ならOptionキーを離すと元に戻るんだけど、それがずっと押下されたままと認識されているということ。
Optionキーを押したときだけそうなるならまだ分かる。
でもCommandキーなどを押したときもOptionキーの効果が効いてしまうのはもう意味がわからない。
解消
システム環境設定をチェックして、修飾キーが押下されたままになるように設定されていないか確認しても問題はなし。
ネットで調べてみると、Macのシステムマネージャー(SMC=システム管理コントローラ という)をリセットするとよいという記述があったので、試してみた。
すると、確かにマウス使用時は復旧した。
しかし、安心して再びペンタブを使ってみると、またおかしくなった。
SMCをリセットしても再発するということは、(これまた別のネットの記述より)どうやらWacomのドライバが悪さをしているということらしい。
最近アップデートしたはずなんだけどなあと思いつつサイトをチェックしたら、最新のアップデート6.3.29が出ていたので、アップデート。
これでようやく現象はおさまった。
さいごに
Wacomのドライバは時々こういうことが起こるのだそう。
似たような現象が起こる場合は参考になればよいです。