iOS 15のオートメーションで、Appが「開いている」トリガーがロック解除時に発動しない仕様になったみたいだ。
朝のルーティーン
起床時に朝のルーティーン的なアクションを実行するオートメーションを組んでいる。
iOS 15 になって、このオートメーションがうまく実行されなくなった。
そもそもオートメーションのトリガーが発動していないようだったので、原因を探ってみた。
ロック解除時にAppが「開いている」トリガーが発動しない仕様になったみたい
どうやら、iOS 15へのアップデートに伴い、
アプリを起動したままロックをかけて、その後ロックを解除してもAppが「開いている」トリガーが発動しない
という仕様になったようだ。
(Appが「開いている」トリガー)
上記のオートメーション、もともとのオペレーションでは、Sleep MeisterのアラームをセットしてそのままiPhoneをロック。
朝になってアラームが鳴るとアラームを止める動作でロックが解除されて、Sleep Meisterが起動した状態になることをトリガーとしていた。
だから今回の仕様変更によって、このオペレーションではAppが「開いている」トリガーを発動させることができなくなった。
ロック/ロック解除をはさんでも、アプリがずっと起動し続けているとみなされるようになったのだろうか。
対処法
対処法としては、一旦ホーム画面に戻ってからロックをかけておくこと。
一度ホーム画面に戻っていれば、朝になってSleep Meisterのアラームが鳴り、アラームを止めるときにアプリが起動すると、Appが「開いている」とみなされるので、トリガーが発動する。
これで一応動作はするようになったが、手動でホーム画面に戻すのを忘れて寝てしまうと朝のトリガーが発動しないのでちょっと危険。
これも自動化したいのだけど、今は就寝時にはGoogle Homeに「おやすみなさい」と言うことで就寝時のアクションを発動させているので、これでiPhoneをコントロールすることはできない。
「おやすみなさい」をSiriに言うようにすればできなくはないけど、ほとんどSiriは使っていないから要検討だ。