ふだん使っているデビットカードが不正使用されそうになったので、利用停止&再発行したお話。
デビットカードが不正使用されかけた
ふだんの買い物などには基本的にSMBCデビットカードを使っています。
電子マネーのiDの機能がついているので、電子マネーが使えるお店ではiDで、iDに対応していなくてもクレジットカードとして使えるので便利。
iPhoneケースに収納して携帯しているので、コンビニに行くときなんかはiPhoneひとつ持っていくだけ。
しかし、先日そのデビットカードが不正利用されそうになった。
いつもはデビットカードを使用したらアプリから利用金額の通知が来るようにしている。
下記リンク記事にも書いているけど、デビットカードを使った瞬間に爆速でiPhoneもしくはApple Watchに通知が届く。
ある日買い物もしていないのに僕のApple Watchに「利用不可通知」が通知が来た。
カード自体は確かに手元のiPhoneケースの中にある。
最初は利用不可理由の「利用不可加盟店」が何のことか分からずにいたんだけど、間を置かず再び通知が。
今度は画像のように1,466円が使われようとしたが「口座残高不足」で利用できなかったとの内容。
こちらはiPhoneアプリへの通知画面。
幸いその時残高が600円くらいしかなくて助かったけど、残高があったら決済されていたということだろう。
さらにもう1回利用不可通知が届いたので、これはいよいよと思い、デビットカードのサポートデスクへ電話。
電話番号はデビットカードの裏面に記載がある。
調べてもらったところ、どうやら海外で不正使用を試みられたみたいだった。
その電話でそのまま利用停止の手続きをして、カードを再発行してもらうことに。
通常はカードの再発行には1,100円(税込)がかかるけど、今回は不正使用が認められたということで無料で再発行してもらえることに。
利用停止手続きの後もしばらく通知が止まなかった。
上記の最初の利用不可通知を含めて合計10回の通知。
中には17万円超の使用を試みたものも。
もちろんすでに利用停止中のため利用不可だったけど。
不幸中の幸い
ご存知のとおり、デビットカードは即時引落しで、紐付いた銀行口座の残高分しか使用できない。
今回の場合は僕の銀行口座に残高がほとんど残っていなかったので被害はゼロだった。
しかしもし残高がたくさんあったら、またはもし番号が流出したのがデビットカードではなくクレジットカードだったら…と思うと恐ろしい。
この口座は最近ではデビットカード用に都度生活費を入れるだけの口座になっていたので、それが結果的にラッキーだった。
ただ、家賃のネット振込もこの口座を使ってやっているので、家賃分のお金を入金してから振込むまでの間に起こらなくて本当によかった。
しかし僕がカード番号としてデビットカードの番号を入力しているサービスはごくわずかなんだけど、いったいどこから漏れたのか。
ふだんの買い物でiDとして利用しているお店から流出したとすればどこも信用できなくなってしまう。
考えてみれば、iDで決済するときは物理的にカードをタッチしないと決済できないからいいとしても、iDとしてではなくクレジットカードとして使用するときは特に暗証番号を入力したりすることもなく決済できているので、そこのところはセキュリティ的にどうにかならないものだろうか。
かといって少額の買い物で暗証番号を毎回入力するのも面倒ではあるんだけど。
こちら側でできる対策としては、海外使用自体をできないように設定するくらいしかないのかな。
そうすればとりあえず海外での不正使用は防げる。
新しいカードが届いたのでさっそく設定変更した
電話してからちょうど1週間で、再発行されたデビットカードが届いた。
公式ではだいたい1〜2週間かかるとアナウンスされているので、早かったほうだ。
というわけで、不正利用を未然に防止するため設定を変更することにした。
三井住友銀行アプリの、SMBCデビット>利用設定>カード利用設定 を開く。
僕は基本的にデビットカードは店頭でのiDタッチ決済か、iDが使えないところではクレジットカードとしての使用しかしない。
だから、いちばん上の「iD・Visaのタッチ決済」のみオンにして、「ネットショッピング」「海外店舗」「海外ATM」をすべてオフにした。
もし海外で使用する機会があれば、その時にオンにすればいい。
おそらくだけど、それでも再び番号が流出して不正使用されそうになったら、残高の有る無しにかかわらず利用不可通知が届くはずなので、その時は再び利用停止するしかないと思う。