ClariSのアルバム「SPRING TRACKS -春のうた-」が良作すぎて、もはやアニソン歌手で括ってる場合じゃない

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ClariSのニューアルバム「SPRING TRACKS -春のうた-」をiTunesで購入しました。

思いのほか良作で、アニソン歌手に対する見方が変わりました。

 

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「SPRING TRACKS -春のうた-」

ClariS SPRING TRACKS-春のうた-

「SPRING TRACKS -春のうた-」は、春をテーマとしたコンセプトカバーアルバム。

1980年代、1990年代、2000年代、2010年代の各年代からチョイスした春ソングのカバー曲に、オリジナルの新曲を含めた5曲を収録。

 

ClariSといえば、アニメソング(アニソン)歌手の代表格とも言えるユニット。

僕はそれまでClariSの曲は「魔法少女まどか☆マギカ」と「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」のテーマ曲5曲だけ持っていました。

今回アニメのテーマ曲が収録されているわけでもないこのアルバムですが、気になったので購入。

 

収録曲

  • M-1 ひらひら ひらら(新曲)
  • M-2 さよならメモリーズ(オリジナル:supercell/2011年)
  • M-3 sakura(オリジナル:NIRGILIS/2006年)
  • M-4 明日、春が来たら(オリジナル:松たか子/1997年)
  • M-5 赤いスイートピー(オリジナル:松田聖子/1982年)

 

ひらひら ひらら

カバーアルバムなのでカバー曲が売りなのでしょうが、僕が一聴してハマったのが、1曲めのオリジナル新曲「ひらひら ひらら」。

散る桜に想いを寄せた、切なさ漂う和風の曲です。

ポップで可愛らしい歌を歌う印象だった彼女たちですが、そのきれいなハーモニーは、切ない曲にも合っていますね。

 

個人的な感覚かもしれませんが、桜の花って、咲いてただ綺麗ではなくて、花の命の短さ、散りゆく儚さといった「無常」を感じさせるところが心に響くのではないでしょうか。

咲き誇る姿も、そして散りゆく様も美しい。 桜ソングや春ソングはたくさんありますが、この曲は僕が持っているそういう「桜観」とでもいう感覚にいちばんぴったりはまっているんじゃないかと感じています。

ミュージックビデオは、公式イラストが描かれる工程をタイムラプスで流す斬新な動画となっていて、絵を描く人も必見です。

 

 

さよならメモリーズ

このアルバムの中でもいちばん話題になっているのがこの曲。

何回か聴くうちにこちらもかなりハマってしまいました。

ラストはちょっと泣けます。

 

このアルバムを聴いた後で原曲を聴いてみました。

原曲のほうは、ラストにかけて気持ちがこみ上げて溢れていくように歌われているのに対し、カバーのほうはその雰囲気を残しながらも、ClariSっぽく澄んだハーモニーできれいにまとめられている印象。

 

カバー作品の良さは、オリジナルのイメージを壊さず、さらにそこにその人らしさがプラスされて、まるでその人の作品のように思えるという点だと思うのですが、このアルバムを通じてそれがうまく出ていると思います。

 

 

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もはやアニソン歌手で括ってる場合じゃない

全体を通じて春の雰囲気が漂う、とてもいいアルバムだと思います。

 

ClariS=アニメソングのイメージが強かったのですが、もはやアニメ関係なく、いちアーティストとしてチェックしたほうがいいです。

アニソン歌手というフィルターを通して見てると、良作を見逃してしまいかねない。

今作でClariSのアーティストとしての魅力に触れられたので、今後も要チェックです。

 

 

 

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