ネットショップにオリジナルグッズ製作を依頼した時の顚末と、データの入稿の際に気をつけるべきことをまとめました。  

 

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オリジナルグッズを注文してみたのだが

ネットを見ていたら、オリジナルのピンバッジを製作してくれるネットショップを見つけました。

1個からでも作ってくれるということなので、サイズ違いを1個ずつ、計2個注文してみました。

 

データをIllustrator、Photoshopもしくは画像データで入稿すればピンバッジを製作してくれるということなので、Illustratorで作っていた私のアイコンデータを使って作ってみることにしました。

 

アイコンデータ

使ったデータはこちら。

当ブログのプロフィールアイコンにも使っているこのデータです。

 

Illustratorのデータを受け付けているということなので、アイコンを作った時のIllustratorデータをコピー、テンプレートに貼り付けて入稿しました。

 

そして出来上がったのはこちら。

 

最終納品  

なかなかの仕上がりです。

 

ところが

はい、めでたしめでたし…

 

と言いたいところなのですが、実は上の写真の商品納品より前に、印刷ミスしたピンバッジが納品されていたのです。

それも2度も。

 

話を戻します。

今回利用したショップでは、まず最初に注文した時点で、仕上がりイメージ画像が添付された返信メールが届きます。

それを確認してOKの返信をすれば製作開始となります。

その時の添付画像がこちら。

チェック用画像

私はこの画像でOKを出しました。

実はこの時点で元データと違っているところがあるのですが(大きい方の襟元あたり)、OKを出した後で気づいたのでそこは仕方ないと思っていました。

ちょっと元データと違うものが届いちゃうけどまあいいか、と。

 

ところが数日後に届いたのは、その予想の斜め上を行くものでした。

  初回納品分  

なんか酷いことになってる…

 

パッと見ではなんでこんな事になるのか分からないと思いますが、データを作った私は意味が分かりました。

元々このデータはIllustratorで作ったもの。

その時、眼鏡の部分を片目分だけ作って、それをアピアランスで複製→左右反転させて作っていたのです。

それを、アピアランスの分割をしないで入稿してしまったため、印刷のためのデータ処理の過程でその部分がおかしくなってしまったのでしょう。

 

いや、わかる、わかるよ… でも…

これは印刷後のチェックで明らかに気づくでしょ!!!

 

というわけで速攻でメールを送って作り直しをお願いしました。

それで次に届いたのがこれ。

2回目納品分  

今度は影やハイライトが一切無くなってる…

私もモノづくりの現場で働いた経験があるので分かりますが、クレームによる再製作はそれはそれは神経質になるもの。

(今回はクレームではなく正当な再製作依頼ですが)

特に検品は入念におこないます。

にもかかわらずこれを送ってくるとは、たいした度胸です(笑)

 

そもそも最初に画像で確認させた意味がない。

そちらの方が画像と照らし合わせてチェックしていないのは明らかじゃないですか…

 

この2度目のミスを見て、このままでは埒があかないと思い、再々製作の依頼とともに、Photoshop形式に変換したデータを添付しました。

先方の規約によると、通常は一度OKを出したデータの変更は受け付けないそうですが、もはやこの状態は「通常」ではない。

先方には(環境的な問題か、能力的な問題かはともかく)最初に送ったIllustratorのデータを適切に扱うことができないと判断して、一方的にPhotoshopデータを送りつけてやりました。

 

それから数日後、3度目の正直でようやく最初の画像の商品が届いたというわけです。

注文から最初の到着までは4日だったのですが、連休を挟んだこともあって、結局OKの商品が届くまで約2週間かかりました…

まあ、結果的には最初の画像チェックで見逃していたところも直った商品が納品されたので良かったですけどね。

 

おまけに、再々製作の依頼のついでに、「これまでの分は印刷環境の違いがあるにしても色が違いすぎる」と言っていたのですが、これも良くなってる。

これはありがたいです。

 

Photoshopデータにした途端、問題が全て解決してしまいました。

 

間違いのないオリジナルデータ入稿のしかた

ここで「このショップは何処そこです」と晒してディスったところで仕方がないので、建設的な記事を書きます。

 

2度のダメ出しによって気づいたこと。

 

オリジナルグッズ製作の場合は、先方にデータをいじってもらうことはほぼないと思われるので、なるべく画像にする。

 

単純ですがこれに尽きます。

 

アプリケーションのバージョンや(例えばフォントとかの)PC環境の違いでデータの崩れる可能性が大きいIllustratorデータをそのまま入稿するのは危険。

たぶんIllustrator使いの人は、画像にするとベクター情報がなくなってしまうので、感覚的にできればIllustratorのままで入稿したいと思う人もいると思いますが(私も思います)、製作現場にとってはどっちでも変わりはありません。

むしろ拡大とか編集とかしない印刷だけなら、データの崩れることのない画像の方が扱いやすいです。

私もそういう現場で働いていましたから。

 

ただし、画像に変換する際の解像度には十分注意。

今回は元々のデータサイズが小さいうえ、Photoshopデータを扱えるところだったのでPhotoshop、300dpiで入稿しました。

JPGだと画質が落ちるので注意です。

EPSとかが扱えるところならそちらの方がいいですね。

 

お互いモノを作る者どうし

お互いモノを作る者どうし、作る側、作ってもらう側の立場に立って考えるとスムーズに事が運びますね。

今後オリジナルグッズを入稿する際は私も気をつけたいです。

 

あと、名前は明かしませんが、件のショップ様には、本当に頑張っていただきたいです。

最小ロットとか価格設定に関しては大変利用しやすいと思いますので。

 

 

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