【Excel】特定のセル範囲にインポートできないときの対処法

Mac/PC
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Excelで、特定のセル範囲にデータをインポートできないことがあったので、対処法を調べた。

 

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インポートできない

Mac版のスクリーンショットを掲載しています。

Excelでデータをインポートするときに、次のようなアラートが出てインポートできないことがある。

指定した取り込み先の範囲の先頭は、既存の外部データ範囲内にあります。ほかの取り込み先を選択してください。

インポート先の基点を変えてやってみると、場所によってはインポートできる。

アラートの文言から、インポートされるデータが占める範囲が何かのデータに被っているみたい。

目には見えないが何かしらのデータが入っているのかと思い、編集>検索>ジャンプ…>セル選択… で空白セルを選択してみても、それっぽいデータは存在しない。

 

試行錯誤の末、解決策を発見した。

 

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特定のセル範囲にインポートできないときの対処法

先ほどの 編集>検索>ジャンプ… で出てくる「移動先:」に項目が入っている。

これが関係しているとにらんだ。

「数式」タブの「ネームマネージャー」をクリック。

 

するとこのようなウインドウが。

ブック内で過去にインポートしたデータのセル範囲が「参照先」として保存されているようだ。

なお、上のスクショの「名前」はインポート元のファイル名になっている。

これらをすべて選択して「削除」をすると、無事インポートできた。

インポートされるデータがこの参照範囲と被っていたからアラートが出ていたみたいだ。

 

ブックやシートを複製して使う場合には注意

試しにシートを複製してから「ネームマネージャー」を見ると、新しいシートで範囲(ネーム=名前と呼ぶらしい)も複製されていた。

参照先範囲のデータを 編集>消去右クリック>数式と値のクリア  などをしても参照先は削除されない。

参照先範囲のデータを部分的に 編集>削除… すると、削除されなかった範囲だけが参照先として残ってしまうので、「参照先」の範囲全体を選択して削除するとよい。

 

この現象は新規のブックあるいはシートだと起こりにくいが、既存のブックやシートを複製後にデータをクリアしたりして使う場合などに起こりやすいということ。

新しいデータを作るときは新規ブックから作成するほうがよいが、複製して使うときは注意が必要だ。

 

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